髪が傷むって何?巻きずし理論で学ぶ髪のダメージ

髪が傷むとパサパサになるのは何となく理解できると思います。では髪が傷むとは何でしょうか?
分かりやすく海苔巻きに例えて勉強しましょう。

海苔巻きで学ぶ髪の構造とダメージの関係

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髪の毛は海苔巻きと同じ3層構造になっています。
海苔の部分が「キューティクル」。ご飯の部分が「コルテックス」。具の部分が「メジュラ」。

外部から刺激を受けると、ノリの部分「キューティクル」が開いてしまい、中にある具「タンパク質」が流れ出てしまいます。ご飯の少なくなった海苔巻きの状態がダメージヘアなのです。

太い髪と細い髪、ダメージを受けやすいのは?

「私の髪、傷みやすくて・・・」と嘆いているあなた。本当に傷みやすい髪か教えましょう!

髪が細いほうが髪のダメージを受けやすそうですが、実は髪の中身が多い太い髪のほうが中身が流出しやすく、ダメージを受けやすいのです。太い髪に比べて細い髪はたんぱく質の流出量が少ないので、ダメージを受けても傷みにくい髪質だと言えます。

さらにダメージを防ぐ能力も太い髪はキューティクルの壁がおおまかで、パーマ液等も浸透しやすくパーマもかかりやすい反面ダメージを受けやすくなります。細い髪の場合は、キューティクルが細かいのでパーマ液等は浸透しにくくパーマはかかりにくですが、その分ダメージに対しては強さを発揮します。

結論は「太い髪の方が傷みやすい」でした。

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