髪が広がる原因と対処法【縮毛矯正以外も紹介】
こんなお悩み、ありませんか?
- 朝セットしてもすぐ広がる
- 湿気の日は鏡を見るたびに落ち込む
- トリートメントをしても、時間が経つとバサバサに…
髪が広がる原因はひとつではありません。クセ毛だけでなく、ダメージ・乾燥・摩擦・ヘアケア方法のミスなど、様々な要素が重なって起きているケースが多いです。
この記事では、髪が広がる原因を細かく解説しながら、縮毛矯正に頼らずに改善する方法も含めて紹介していきます。
【原因1】髪の水分バランスの乱れ
髪の内部には「水分・タンパク質・脂質」がバランスよく存在しています。
このうち水分が不足したり、外気の湿気を吸いすぎると、広がりやすくなるのが特徴です。
特に湿度の高い日、汗をかく季節、雨の日などは、髪が水分を吸収して膨張し、うねりや広がりにつながることがあります。
▼対処法
- 洗い流さないトリートメントを「乾かす前と後」の両方に使う
- ドライヤーの仕上げで冷風を当て、キューティクルを閉じる
- 湿気ブロック機能のあるスタイリング剤を併用
髪が広がる原因と対処法【縮毛矯正以外も紹介】
【原因2】ダメージによるキューティクルの損傷
カラー・パーマ・縮毛矯正・ブリーチなどを繰り返すと、髪の表面を覆うキューティクルがめくれ上がったり、欠けたりします。
キューティクルが壊れると、髪が水分を保持できずパサつきやすくなり、広がりにつながります。
▼対処法
- ダメージ毛向けのアミノ酸系シャンプーを使用する
- ドライヤー前に、熱保護成分入りのオイルやミルクを使用
- 美容室で内部補修型の髪質改善トリートメントを受ける
【原因3】髪質・クセによる膨張
くせ毛やエイジングによるうねりは、生まれつき髪内部の結合が不均一なことが原因です。
うねりがあると、光の反射が乱れてツヤが出づらく、結果的に“広がって見える”という印象を与えます。
▼対処法
- 髪質改善トリートメント(酸熱トリートメントなど)でうねりを整える
- アイロンでの毎日ケアは避け、低温ストレートブラシを活用
- 定期的にヘッドスパや頭皮ケアで髪の育成環境を整える
【原因4】間違ったドライヤー&スタイリング方法
「ドライヤーを上から当ててない」「タオルでゴシゴシこする」「自然乾燥」などは、広がりを悪化させる典型的なNG習慣です。
▼対処法
- タオルドライは「押さえるように水気を取る」
- ドライヤーは上から風を当てて、キューティクルの向きに沿って乾かす
- 最後は必ず冷風で髪を締める
【原因5】加齢やホルモンバランスの変化
年齢を重ねると、髪の内部のコルテックス(毛皮質)のバランスが崩れ、髪質そのものが細く・乾燥しやすく・うねりやすくなる傾向にあります。
特に「以前はなかった広がりが、30代後半〜40代以降で増えてきた」という方は、エイジング毛の可能性が高いです。
▼対処法
- 髪のコシ・密度を保つためにタンパク質・亜鉛を含む食事やサプリメントを取り入れる
- エイジング毛専用のシャンプーやアウトバス製品に切り替える
- 頭皮用美容液やスカルプマッサージを定期的に取り入れる
縮毛矯正以外のおすすめ施術3選
縮毛矯正以外にも、髪の広がりを抑えるメニューは多数あります。
① 酸熱トリートメント(髪質改善)
髪の内部に「結合」を作る酸性成分を入れ、熱で定着させる新世代のトリートメント。
クセは完全には伸びないものの、まとまりとツヤが劇的にアップします。
② 酸性ストレート(ダメージレス縮毛)
弱いクセや広がりを落ち着かせたい方に最適。
従来の縮毛矯正よりも低刺激・低温で、ダメージを最小限に抑えつつ自然なストレートに。
③ トリートメントブロー・ジェル系補修
サロンで扱っているジュエリーシステムなどの補修型ジェルで髪を内側から補強しながら、ブローで形を整えるメニューも人気です。
まとめ|広がりを“習慣とケア”で変えられる
髪が広がる原因は、「クセ」だけではありません。
- 毎日のケア方法
- 髪質の変化
- ダメージ履歴
- 外部環境(湿気・季節)
これらを丁寧に見直し、あなたに合った**“広がらないためのケア”と“必要な施術”**を選ぶことが大切です。
縮毛矯正だけに頼らなくても、
扱いやすく、ツヤのある髪はつくれます。
まずは一度、髪の状態を見て、適切な診断を受けてみてください。
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